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臨床心理士のうたたね日記

日々、気がついたことをできるだけ面白おかしく、時にきまじめにお伝えしていきたいと思います。

素敵な相談者たち

臨床心理士という仕事についてから、カウンセリングや心理検査を通じて、下は四才から上は七十代まで二千人近くの方にお会いしたでしょうか。 私はその方々が自ら相談に来られたことにいつも尊敬の念を持ちます。誰かにすすめられて来談される方ももちろんいますが、最終的に行こうと決断されたのはご本人です。 日本では最近になってやっとカウンセリングの必要性が言われるようになってきて、スクールカウンセラーが学校にいるのが当たり前になってきていますが、まだまだ皆さんにはカウンセリングは敷居が高いと思われていると感じます。 カウンセリングを受けると何か問題をもっている人と思われるのじゃないかとか思っていらっしゃる人は多いでしょう。人間は問題を持っていない人などいないのです。悩みのない人なんかいないのです。 またまだそんな世間のカウンセリングへの理解しかない中、ご自分のことで相談に来られる方、ご自分のお子さんのことで相談に来られる保護者の方々を偉いなあと尊敬します。 ある青年は、自分の回りに「僕、カウンセリング受けているんですよ」とさらっと言い始めました。カウンセリングを受けていることを自己否定的に感じず。当たり前のように言える感覚はとても素敵だなと思います。 (個人のケースについてこのブログに載せる際はご本人の了承をえています)