さまよう心
今日は、出勤日なので、職場に電話してみた。
上司が「今日は、出勤しなくていいです。」
台風で被害が心配だが、私の貴重な命はこれで危険から回避された。
しかし、職場から前もって連絡が来なかった。
うん?いくつか、仮説を立てみた。
①職場にとって、私はどうでもよい存在である。
②7時30秒前になるところだったから、上司はこれから私に連絡しようと思ったところである。
③私は、重要な存在であるから、できたら出勤してほしいと思い、ぎりぎりまで連絡を控えていた。
④こんな台風だから、出勤しないのは当たり前だと思っていた。
⑤私という存在が職場にいるのを忘れていた。
といろいろ理由を考えてみた。
まあ、どう考えても今日の職場は、①か④または⑤もありだなと思いながら(特に③でないのは確実な気がするだけに残念だ)、今日は、私の苦手な読書を楽しむことにした。普通①か④か⑤しか考えつかなければ、うつ的にならざるをえない。しかし、私は悩むことはない。なぜなら、自分の希少な価値を知っているからである。できれば、外出して、ウインドウショッピングでもしたいのだが、外出などできるわけはない。市内は、土砂災害の警報が出ている。
霜山徳爾先生の「素足の心理療法」を本棚から、引っ張りだした。うーん、授業と同様、やはり難しい。辞書やネット検索で調べたり、優秀な臨床心理士に電話したりして、説明してもらわないとわからない。迷惑だろう。ドイツ語の辞書も必要だ。読んでいるうち臨床家の自分を問われているようで、臨床家は燃え尽き症候群になることも多いと書いてあって読むのを止めた。
一冊読み終えたら、燃え尽きそうだという私の賢明な判断によるものである。
安心する一言があった。
「臨床家は惑うことが多いのである。それでよいのである。」
ほっとした。
今度は「マインドフルネス認知行動療法」の本を開いてみた。瞑想法を体験しながら、学習しなおしていると眠ってしまいそうだ。
そして、今度は、「ツチヤの軽はずみ」を見て、楽しい気分になってきたので土屋先生(土屋賢二;御茶ノ水大学名誉教授)のマネをして自画像を描いてみることにした。今日は、これで一日楽しめそうである。
このブログを読んでくださっているわずかな読者は、この臨床心理士は、どんな顔だろうと気にしていてくださっているかもしれないので、今日一日かけて取り組もうと思う。
完成したら、引き続きブログに載せたいと思う。
(昨日ブログの正解はDです。家族も間違えました。いかに理解されていないか、、、)