臨床心理士のうたたね日記

日々、気がついたことをできるだけ面白おかしく、時にきまじめにお伝えしていきたいと思います。

希望のある寂しさ

カウセリング期間は長いときを要する人もいる。しかし、こちらが、supportしつつ、社会に関われていく。

 

あるいは、一回や数回のカウンセリングでバンと変わって、外の世界で活躍し始める人もいる。

 

一時、大変だった人たちも、継続して来なくなり、人生の新しい困難に直面した時にはこちらを利用する。

 

最近、うちのカウセリングルームは、そんな人が多くて暇だ。

 

症状があったり、怖気づいて、動けなかった人たちが、社会で活躍している。

 

顔が見られないのは少し寂しい時もあるが、便りのないのは無事の証拠なのだ。

 

希望をもって人生を歩んでいるのは確かだ。

 

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