臨床心理士のうたたね日記

日々、気がついたことをできるだけ面白おかしく、時にきまじめにお伝えしていきたいと思います。

臨床心理士の言い逃れ

人間というものは、不思議なもので悪いことばかりがストレスとなるとは限らない。「僕は素敵な人と結婚して仕事でも出世できて給料も上がって、、、」それなのに精神的に具合が悪くなってしまったという相談者がいるのである。そういう方々のための資料である。これを見てもらうほうが何がストレスとなるか私が説明するよりかなりわかりやすいので貴重な参考文献としている。

 

 ホームズ指数

http://www.life-vc.com/lifevitamin_no4.htm

この表は、アメリカのホームズという学者によって発表された、生活の中のストレスを点数づけしたものある。配偶者の死を100点として、これと比較した生活のストレスを点数化している。知らない方は1度見ていただきたい。

 

 

私は時々この表を見ることにしている。自分のライフスタイルがストレスフルにならないようにである。臨床心理士としては、当然のことである。

 

これによると楽しいことも、良いこともストレス要因となるのである。 ゆえに私はライフスタイルをストレスのないように決めている。

 

1、 資産は50億以上あるが、(孫正義さんの財産も合算して、、、なお孫正義さんとは、まったく面識がないのが残念だ)田園調布に一戸建ては建てないと決めている。(ストレス要因;引っ越し)

2、 夫が会社に行くのがいやだいやだと言うときは、ストレスのために(単に怠けであるが)死なれては困るので休め、休めと心から伝える。(ストレス要因第1位;配偶者の死)

3、 脚光を浴びるような講演会、学会発表は、いっさい引き受けないと決めている。(今のところ予定は全くないが)輝かしい成功もストレス要因である。小学校で送辞をを読み、英語のスピーチコンテストに出場し、自分の開発した心理技法を学会で発表し、議員の先生方にも講師としてよばれていた、これは、事実である、そして、街頭演説をし、東京ドームで野外コンサートをし、嘘ならいくらでも書ける。

4、福山雅治似のイケメンには絶対口をきかないと決めている(私の周りには幸運にもいない。家にいないのが何より幸いである)これは、胸がどきどきするのでストレス要因に間違いない。もしかしたら、ブログ上にいるのかもしれないが、みんなアイコンがアニメや猫や犬なのでとても助かっている。

5、 ブログ上に私の写真を出さないと決めている。物好きが押し寄せてきて、夜も眠れない可能性が高い。まあ、写真をどうしても載せなければいけないときは、88か所修正して載せるだろうから、誰も本人とわからないであろう。

6、 仕事はできるだけしないようにしている。10分働いたら1時間休むことを常としている。過労は当たり前のことだがよくない。

7、 クリスマスも平常通りにいつもの粗食で過ごし、ケーキなど買わない。(ストレス要因42位)

8.はてなブログで記事をほとんど更新しない(FC2では毎日している)。それは、今まで見たことがないようなアクセスにびっくりして(ちなみに私は100以上になると驚く)喜んでいいのか死んでいいのかわからなくなるからである。

9、 できるだけ、外出をしない。今の時代、何が起こるかわからない。私は平面を歩いていてもなぜか転びそうになる。きっと、見えない物体が転がっているのだろう。そんな不安の中にいるのはストレスである。

 

以上、私の「言い逃れ」である。間違えた。

私の臨床心理士としてのストレスに対する予防法である。

なお「臨床心理士の言い逃れ」はまたしても土屋先生の「紳士の言い逃れ」の本の題名のパクリである。