臨床心理士のうたたね日記

日々、気がついたことをできるだけ面白おかしく、時にきまじめにお伝えしていきたいと思います。

Inside.Heart

ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)が、2015年に全国公開される。 主人公は、11歳の少女ライリーではなく、彼女の頭の中にある"5つの感情"、ジョイ(喜び)、アンガー(怒り)、ディスガスト(嫌悪)、フィアー(恐れ)、サッド(悲しみ)。 本作の"世界"となる、とても明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で、今まで育った田舎から、都会のサンフランシスコに引っ越すことになる。ライリーが新しい生活に慣れようとする中、"感情=キャラクター"たちは、それぞれ彼女の幸せを守ろうとぶつかり合う。そして、彼らの行動はライリー自身の感情となり、大事件を巻き起こすことになる。 http://news.mynavi.jp/news/2014/10/03/006/より 人間の心の中は、悲しみが前面に現れていると思うと、その底には怒りがあったり、怒りが前面に出ていると思うとその裏には傷つけられた悲しみがあったり、それを意識できるとその人が随分変化してくる。人間は、この感情は自分の中にあってはいけないとよく思っている。どの感情も大切なであることがわかって、どの感情も、大事にできるようになると(大事にできるためには、他者のサポートがあった方がいい)、 内なる力を解放でき(Let IT GO)、 あるがままに(LET IT BE)いられるようになる。 現実のInside.Heartも冒険に満ちた世界である。