臨床心理士のうたたね日記

日々、気がついたことをできるだけ面白おかしく、時にきまじめにお伝えしていきたいと思います。

1人じゃないから。僕がここにいるよ。

一昨日よりみなさんご協力有難うございます。

モンクサンの了解を得て、7月5日から今日までのモンクサンの経過を説明したいと思います。

 

以下モンクサンの記事からの抜粋です。 

2015.7.5①

acsident

今さっき、駅で人身事故の現場跡を見てしまった。

雨の日、暗い空、人身事故

 

2015.7.5②

 

世界が終わりそう?

 世界は終わらない

 世界が狭く感じたら、世界が嫌になってしまったら、他の世界へ行けばいい

 そう思った、なんとなくだけどね

 

コメント

koroko;お久しぶりです。 もんくさん、大丈夫ですか?

モンクサン;お久しぶりです!! ご心配おかけしてます><

ん~やっぱわかっちゃいますかねぇ・・・ 今日は特に事故の跡を見て                                                                ショックが大きくて・・・でも、たぶん大丈夫です^^ って、大丈夫って言ってる人間ほど大丈夫じゃないと言っておいて、心配させようとしつつ、実はその逆を狙うっていうのをしてみて・・・って、ん~自分でもなんかよくわかりませんw

でもたぶん、大丈夫なんじゃないかと思います。

koroko;前の記事見ました。人身事故後見られたんですね。すごいショックだと想像します。 感情の麻痺みたいなものが一時あるのでしょうか。その時に不注意など生じやすいのでけがなどされぬようお気をつけください。 時間がたつとショックは多分薄れていくと思います。 もし、そうでなくて、不眠、食欲不振、フラッシュバックなど起きられるようであれば、急性ストレス障害です。その時は早めに教えてください。早めであればあるほどトラウマにならずに治ります。

また、様子聞かせてください。

 

2015.7.6

my heart will be gone

 この詩の題を見て、モンクサン、心がどこか行っちゃったのか?とあせりました。おそらく、ショックによる放心状態かな?と。

 

その中で私が考えたのは

ブログ上でカウンセリングは行えないので(このことについては、下記に説明があります。)

特定の人が関わった方がいい場合があるが、モンクサンの場合は多くの人が関わることが多分合うのではないかと判断し、

それで、みなさんにお願いした次第です。

 

 

周囲の方が起こした行動

 

ここでのはてなブログ記事での呼びかけ、FC2のブログ記事でも呼びかけ

加茂川さんの拡散希望すればいいというアドバイス、加茂川さんのリンク、isakuさんのリンクによる呼びかけ(isakuさんのモンクサンの詩の素敵な訳をお見せしたかったです)

皆さんのご訪問、コメント、スター、ブックマークなどによるサポート、訪問によってPV数が伸びるだけでも違いますよね

 

そして

2015.7.6

ご心配をおかけしました。

 

駅に着いたときに既に救急車と消防車が停まっていて、救急隊員の方が運ぶストレッチャーにはブルーのビニールシートが被されていました。

その段階で、もう嫌な予感しかしないのですが、特に駅での入場規制もなく僕は改札を通りホームへと向かいました。階段横のエスカレーターを使い、降りてゆくと、階段下で作業を行う駅員さんとレスキューの人たちの姿が目に入りました。最早急ぐ様子もなく、淡々と後片付けと言った感じで大量の血の処理をされていました。

これはこれで、ショックだったのですが、僕が衝撃を受けたのはその現場を写真に撮る人たちと、お隣平塚で開催されていた七夕祭りへ行くためにたくさんの子供たちがその現場を見ていたことでした。

 

このエントリにてご心配いただいた皆様への感謝とお詫びとさせていただきたいと思います。本当にありがとうございます。

そして、すごくわかりました。

「一人なんかじゃなかったよね?」

 

コメント

おはようございます^^ 僕は大丈夫です! 以前と違って、駅で人身事故の知らせを聞くとッキューって感じになりますけど、睡眠もしっかり取れてますし、僕にはみなさんがいてくれるって安心感があります^^ 本当にありがとうございます!

 

2015.7.7

(モンクサンお得意の詩が書いてありました)

あんなに騒がしておいて、こんなことを書くのはどうかと思ったのですが・・・

ま、これも僕らしいということで^^

今回本当に暖かさを感じて

嬉しくて嬉しくて

昔ね、強さって怒りとか憎しみからの来るのだと思っていた時期があった

でも違うんだね

 

 

 〇急性ストレス障害についての説明です

 (最後の治療の項目だけでも読んでください。皆さんが行ったことです。)

急性ストレス障害では、非常に強いトラウマ体験の直後に短期間、その記憶が容赦なくよみがえります。心的外傷後ストレス障害と似ていますが、トラウマ体験から4週間以内に始まり、2日~4週間で治まるという経過が異なります。

急性ストレス障害の患者は、恐ろしい出来事に直面した経験があります。患者はその出来事を頭の中で繰り返し再体験し、それを思い出させるものを避けようとし、不安が増大します。また、次の症状のうち3つ以上がみられます。

  • 感覚の麻痺、外界との分離感、感情的反応の欠如
  • 周囲に対する意識の低下(ぼうっとしているなど)
  • ものごとが現実ではないという感覚
  • 自分が自分ではないという感覚
  • トラウマ体験の核心部分について思い出せなくなる

急性ストレス障害の発症者の数はわかっていません。トラウマ体験が強烈であればあるほど、急性ストレス障害になる可能性が高くなります。

治療

トラウマ体験をした状況から離れ、自分の苦しみに理解や共感を示してもらいながら適切なサポートを受け、起きた出来事とそれに対する自分の反応について話す機会が与えられることで、多くの人が急性ストレス障害から回復します。自分の体験を何回か話すことで効果がみられる場合もあります

                               Wikipedia参照

多分、みなさんのお蔭でモンクサンは、今回のことで心に傷を負うことはないでしょう。そして、今も訪問してくださっている方々、感謝です。

 

 

昨年末、公開されたベイマックスの映画がありました。

今回はみなさんがベイマックスで、他人の心を癒やしました。私たちは、みんなそういう力を持っているのだと思います。

ブログ内だけでなく、社会で困っている人がいたら、昨日のような形で援助の手を差し伸べることができたら、この世の中捨てたもんじゃなくなるのじゃないかなと思いました。

そして、昨日手を差し伸べた方々も援助を得る機会に恵まれるのです。

 

皆さんにベイマックスの映画の最後に流れたAIの「STORY」を感謝をこめて送ります。


Story - AI - YouTube                                  

 

                                           

ご参考までにFC2のブロともの田中先生の記事です。 

カウンセラーの治療枠について

counselornotubuyaki.blog.fc2.com

 

そして、Y先生、昨日は私の体調を気遣ってくださって有難うございます。