臨床心理士のうたたね日記

日々、気がついたことをできるだけ面白おかしく、時にきまじめにお伝えしていきたいと思います。

カウンセリングと美容

カウンセリングと美容とどんな関連があるかと思われる方も多いでしょう。 私も以前は気がつきませんでした。 10年余り前から気づいたのですが、カウンセリングを一度受けられた30代から50代の方が、面接の後半になると笑顔になるのはもちろんですが、10才近くお若くなっているのです。いつもビックリします。 中学生から20代の方もフェイスラインがスッキリして、目がぱっちりしてより可愛らしくなります。 みなさん、本当はこんなに若くてきれいで、可愛らしんだなとその方の本来の姿を見ることができます。 10年から20年もの長い間、精神的症状で悩まれていた女性にも、家庭の問題で悩まれていた男性にも同じことが起きました。 土色の唇で来られた方が30分くらいで唇の色もピンクに、顔色もよくなり、なかなかのイケメンとわかった時も驚きました。 相談者からは理解された、安心した、どうしたらよいかわかった、ほっとしたなどという感想をよく聞きます。 精神的に悩んでいると当たり前のことですが、気は滞り、血液の循環は悪くなっていますね。 おそらく、カウンセリングの中でほっとして、カウンセラーとのやりとりの中ではっと何かに気がついて方向性も見いだして希望が生まれるから、身体にもよい作用を生み出しているのでしょう。 カウンセリングにはそういう作用もあります。そういうことなら顔や身体のエステに通うより心のエステに通うほうが経済的にお得かもしれません。